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実家じまいで多くの人がつまずく最初のポイント|実家じまいFAQ

実家じまいFAQ

実家じまいで多くの人がつまずく最初のポイント

「実家じまいを始めよう」と決めたものの、最初の数週間で動きが止まってしまう方は珍しくありません。先に結論をお伝えすると、つまずく場所はだいたい3つに集中しています。最初のつまずきパターンを知っておくだけで、足が止まる時間が短くなります。
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結論:始めるときのつまずきは「3パターン」に集中しています

実家じまいの本やネット情報は「全体像」を語るものが多いですが、現場でよくあるのはスタート直後で止まるパターンです。動き始めれば実はそれほど大変ではないのに、最初の一歩が踏み出せない。そのつまずきの中身は、3つに分けると見えてきます。

順に紹介します。1つでも当てはまれば、対処の方向が見えてきます。

つまずき①:「いきなり全部やろう」として動けなくなる

1つ目は、最初から完璧に計画を立てようとして動けなくなるパターンです。「物の処分」「業者選び」「家族との合意」「お金の話」「気持ちの整理」――やることが多すぎて、どこから手をつけていいか分からなくなります。

このつまずきへの対処

「全部やろう」を捨てて、30分で終わる1つの行動に絞ります。例えば「親に電話して家の写真を1枚送ってもらう」だけで構いません。動き出すと、次にやることが自然に見えてきます。実家じまいは線形に進めるよりも、断片的に動いて全体が見えてくる進み方の方が現実的です。

つまずき②:「自分1人で抱える」と決めて止まる

2つ目は、家族に負担をかけたくないという気持ちから、自分1人で全部背負おうとして止まるパターンです。長女・長男や、親と物理的に近い場所に住んでいる方に多く見られます。

1人で抱えると止まる理由

判断を1人で背負うと、決断の重さで足がすくみます。家族に相談しないまま動いている状態は、後で「勝手に決めた」と言われるリスクも抱えています。結果的に1人でやることになっても、最初は家族に共有する方が動きやすくなります。

共有のコツ

家族会議のような重い場でなくて構いません。家族LINEに「実家のこと、最近少し考えてる」と1行送るだけで、誰かが返してくれることがあります。返ってこなくても、「自分1人ではない」と意識が変わるだけで足が動き始めます。

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つまずき③:「親が嫌がるかも」で動けなくなる

3つ目は、親が嫌がる・傷つく姿を想像しすぎて動けなくなるパターンです。実家じまいを話題にすること自体が、親を否定するように感じてしまうケースです。

多くの場合、親の方が先に考えている

意外に思われるかもしれませんが、親自身が「家のこと、どうしようか」と先に考えていることが少なくありません。「言い出せなかったのは親の方だった」と分かる場面もよくあります。動かないでいるよりも、軽く話を振ってみる方が、親にとっても話しやすい入口になります。

切り出しの最初の一言

改まって「実家じまいの話を…」と切り出すと角が立ちます。「自分の家のことを考えていて、参考にお父さん(お母さん)はどう考えてる?」のように、自分の話の流れの中で触れると、親も身構えずに返事ができます。

最初の30日でできる小さな一歩

3つのつまずきを踏まえて、最初の30日でできる小さな行動を整理します。全部やる必要はなく、1つだけ選んでください。

  • 1日目──家族LINEに「実家のこと、少し考えてる」と1行送る
  • 1週目──親に電話して家の写真を1枚送ってもらう
  • 2週目──過去に親が「家のこと」を口にした言葉を思い出してメモする
  • 3週目──家を見にいく日を予定に1日だけ入れる
  • 4週目──残せる手段(写真・動画・VR)を1つだけ調べておく

このテーマをもっと深く知りたい方は、実家じまいが寂しい…始める前に知っておいてほしいこと(教科書)に、感情面と実務面を3層構造で詳しく整理しています。最初の30日の後、何をすべきかの全体像が見えます。

まとめ:つまずきパターンを知るだけで、動き出せます

実家じまいで多くの人がつまずく最初のポイントは、全部やろうとする・1人で抱える・親が嫌がるかもで止まるの3つです。どれも知っておくだけで対処の方向が見えます。最初の30日は小さな1歩を1つだけ。完璧を目指さなくて大丈夫です。

ハウストーリーは、株式会社Leolineが運営する、実家じまいや解体前のVR空間記録に関する情報メディアです。「壊す」の前に「残す」という選択肢があることを、一人でも多くの方に届けたくて続けています。

監修:畠山 琢(株式会社Leoline 代表取締役)/制作:ハウストーリー編集部

監修 畠山 琢(はたけやま たく)
株式会社Leoline 代表取締役
解体前の住宅・歴史的建造物・乗り物などの空間記録を全国で手がける。JR北海道、北海道新幹線、日本航空大学校、札幌市路面電車など、「二度と同じ状態では撮れない」空間の記録実績多数。「資産を守り、育て、生かす」をミッションに、家族が「選ばなかった」と納得できるように選択肢そのものを届けることを仕事にしている。
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